
交通事故の後遺症の例
交通事故の後遺症の例
交通事故の後遺症、鞭打ち(むちうち)ということで、お話しします。
このポイントは、基本は筋肉の挫滅(ざめつ)ということが、あげられると思います。
テレビやコマーシャルを見て、非常にびっくりするのは、ときどき、追突、あるいは衝突の実験がありますよね。
そうすると、人形は、もう、こてんぱんにやられてしまいます。
実験では、20キロ~30キロ位のスピードの実験だと思いますが、とんでもなく人形は飛んでしまいます。
それだけの力が加わっているわけですから、何事もないはずがありません。
それを見ると、やはり人間は頑丈だなと、逆に思ったりします。
交通事故の場合は、要するに、筋肉の怪我を受けている、そのことを認識すれば、何も、むつかしくはないんですが、ただ社会的な要素が絡んでいる、被害者という意識があります。
ある時期から、いろんな問題で、鞭打ちとか交通事故の怪我の人が、非常に社会的な差別といいますか、白い目で見られたりする時がありました。
そういうことで「お前、本当は治ってるんじゃないのか」とか、患者さんは、よくこぼされますが、痛いのが、人に見えていたらいいのに、見えない、ということで、ずいぶん言われるのですが、明らかにやっぱり症状があるということは、何らかの変化は当然あるわけです。
ところが、一般には、怪我がなければ、それで済んでいると思ってしまって、そんなに痛いはずはないだろうということで、ますます、患者さんは、深みにはまっていってしまっているわけです。
ですから、患者さんの痛みは、当然あって当たり前ですと、そういうふうな、精神的な支えということ、それが大切かなと思います。






